「口が達者」人気者=スナックが接点−上田容疑者(時事通信)

 明るく世話好きで話術が巧みだが、激高する時も−。周囲の男性が相次いで不審死した元スナック従業員上田美由紀容疑者(36)。知人らの証言からはこんな人物像が浮かぶ。
 知人らによると、上田容疑者は鳥取県中部の出身。一時大阪で生活していたが、地元に戻った。周囲には「看護師をしていた」と話していた。数度の結婚を経て子供が5人いる。
 鳥取市内の繁華街で親族が経営していたスナックに勤めた後、2005年11月から別の店でホステスとして働き始めた。店での名前は「里美」。女性経営者は「小柄で色白、ぽっちゃり型。口が達者で人気があったけど、『子供が熱を出した』と言ってよく休んだ」と振り返る。
 周辺で死亡した男性の多くは、二つのスナックの客。上田容疑者はほかにも複数の客と交際し、借金を繰り返していたという。車のセールスマンだった男(46)=詐欺罪で起訴=ともスナックで知り合い、交際を始めた07年12月に店を辞めた。男も仕事を辞め、上田容疑者や子供たちと同居を始めたが、2人とも働いていた様子はなかった。
 上田容疑者は同じアパートの別棟で変死した田口和美さん(58)宅に出入りし、食事の世話や買い物の手伝いをしていた。田口さんを「じい」と呼び、子供たちも懐いていたという。
 一方で、激しい一面も。上田容疑者と一時同居し、07年に水死した警備員の男性=当時(27)=の家族によると、男性は激高した上田容疑者にフライパンで殴られたり、熱湯を掛けられたりしたことがあったという。 

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